納品した袢天の紹介です。
はっぴ（袢天）
みなさん、こんにちわ。
いつも当店のサイトをご覧いただきありがとうございます。
以前納品しました新湊地区の団体さんの半纏（袢天、法被）の紹介です。
生地は、やや薄手の綿生地で、20葛城（カツラギ）と呼ばれるものです。
余談ですが、当店では、一番厚手で11号帆布、一番薄手でシャークスキン、タッサーブロードを使用しています。厚手の良さは風合いで、薄手の良さは快適さだと私は思っています。
話は戻りまして、背紋（大紋）は、ぶっつけという技法で入れられています。（普通の印染業界では、色と色の境目に白糸目をとることが多いです。）下に牡丹が前身と背身にまたぐ形で入っています。こういった形で図柄が入る袢天は、度々見られます。伏木や海老江などの海近くの地域の袢天で裾に波柄が入っているものは、このようになっていることが多いです。
また、みなさんもこれを参考にデザインを考えてみてはいかがでしょうか。
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