獅子舞の布の素材、図柄は何が多い?

みなさん、こんにちわ。富山県高岡市で染色業を営んでおります山本です。

今日はみなさんからよく質問のある獅子舞の胴体の布の素材や図柄の疑問について、私なりにお応えしたいと思います。

富山は麻生地、全国的には綿、ごく少数で絹。ここ最近はデジタル染色技術の普及で化繊も。

我が工房がある富山(一部、石川県)は麻生地が圧倒的に多く、納品実績では麻が90%、綿が10%といった所です。この地域は、俗に「振り蚊帳」と呼ぶように力いっぱい振るので、やはり軽くて引っ張り強度の強い麻生地が浸透したのかなと思います。図柄は獅子の毛が渦巻きになっていて、中に花の牡丹が装飾されているものが大半になります。諸説あるとは思いますが、百花の王は「牡丹」、百獣の王「獅子」からその図案が使われるようになったのではと言われています。この上なく、縁起が良いことを意味しているのでしょうね。

今まで全国各地から獅子舞の胴幕のお仕事をさせて頂いていたのですが、やはりお預かりする見本は綿生地が多いです。過去に製作させて頂いたものでは、玄関幕などにも使用するような薄手の天竺という生地もありましたので、おそらく、そんなに激しく動かさない地域団体さんのものだったのかなと思います。図柄は地域性もありますし、自分自身全部を知っているわけではありませんが、過去の実績では雲柄や、毛卍紋が全体に散りばめられて総柄のものを製作させていただきました。

同業の方から聞いた話にはなりますが、四国の香川県などはが多いと伺っております。図柄もかなり繊細で上品なタッチのものがありますね。

生地の種類/特徴メリットデメリット
綿生地染まりが良く色が鮮やか同程度の厚さの麻と比較して重い。
麻生地同程度の厚さの綿生地と比較すると軽い。生地の特徴として透け感と表面の起毛があり、乱反射するので、色が薄く感じる。入手が難しい。
高級感がある。取扱いが難しい。

当店調べ

山本染業は富山から全国に獅子舞胴幕の納品実績があります。

当店ではお客様の見本をお預かりしてオーダーメイドで新しい胴幕(蚊帳)を製作しております。先ずは、お気軽にお問い合わせください。見本が無い場合も対応可能です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP
contact よくある質問